👉奨学金は受かる前に決まります。

留学には切っても切り離せない、奨学金の話です。

奨学金はお金がもらえるだけでなく、奨学生の繋がりができます。

もの凄く心強いサポートです。必ず申請しましょう!


前回の記事で、無数ある奨学金の探し方、まとめを言及しました。

ここでは、奨学金の申請と審査について話します。



IMG_1906

 近づいてまいりました!


*************


まず、最も重要なことですが、

ほとんどの奨学金の締め切りは、入学する前年の7-9月です!!!


大学院出願が12月締め切りであることを考えると、

出願の前に奨学金の申請を終える必要があります!!!


というか、出願の前に奨学金の結果が決まっている場合が多いです。

奨学金を獲得してそれをCVに記載すると、競争が有利になるとも言われています。


ですので、TOEFLなどの試験勉強と並行しながら、奨学金申請の準備を行うことになります。




👉奨学金の申請

まず大前提は、申請すればするほど、合格する確率が上がるということです。

当たり前ですが、重要な事項です。


奨学金は団体それぞれに理念があり、それに合うかどうかが、審査における大事な因子となります。

それぞれの団体のホームページを見て、期待する人材に関する情報を集めることは必須ですが、それだけでは分からないこともあり、

ほとんどの場合、募集要項に当てはまる奨学金に実際に出願するしかありません。


あとは、得られる金額と準備の大変さのバランスで、実際に出願する奨学金を決めて行きます。


※実際は、どれも非常に倍率が高く(10倍以上など)、沢山申し込んでも全て落ちる方の方が多いです。そのため、該当する奨学金には、得られる金額に関わらず、なるべく応募した方がよいです。



*********************


以下、自分の体験と噂から、各団体に関する情報をまとめたので、参考ください。
(信頼度の低い情報も含まれています)


①フルブライト
500万以上の給付で、米国大学院にも知れている奨学金ですので、CVで有利になるそうです。

注意すべきは、この奨学金の場合J-1ビザとなることです!!
(学生ビザはF-1ビザです)

J-1ビザは、「政府スポンサーの交流訪問者」という意味で、

訪米目的終了後直ちに日本に帰国し、2年間の日本滞在が義務付けられます。


訪米目的の解釈は難しい所もあり、大学院卒後のresearch fellowがこれに該当するかは詳しく知りません。
(かなり重要な事項です)

HPでも明記されるように、例えばアメリカで医師や歯科医師として働く可能性を考えている場合は、このビザでは不可です。

そういう意味で、大学院卒後の進路が限定される可能性があります。

応募される方は注意ください。



②伊藤国際教育交流財団

600万以上の給付(2年間では1000万以上)が受けられる、有名財団です。

かなり倍率は高いですが、面接までいくと2-3倍となるそうです。


重要なことは、奨学金申請準備が非常に大変ということです。

まず、応募動機等をA4 7-8ページ、手書きで書かねばなりません。

手書きに限定している理由は、この奨学金にかける熱意をはかるためでしょう。

「パソコンで文書作成⇨校正⇨下書き⇨語数の調整⇨本書き」のステップを踏むため、
数十時間かかります。


さらに、自分がやってきた研究の要旨、留学中の研究内容を英語でそれぞれ1000words近く書くことが要求されます(これはStatement of Purposeに通じる所がかなりありますが)。


よって、出願のためのスコア(TOEFLとGRE)が足りていない場合、この奨学金は申請すべきでないです。


また、申請年齢は29歳以下とあり、30歳以上は別記必要となります。

おそらく年齢をかなり重視しています(若ければ若いほどよい)。実際に、仕事をやりながらの準備は時間がかかるため、学生の申請書と比較すると完成度が低くなりがちです。


こういう意味でも、申請するか選択の必要な奨学金です。



③吉田育英会

500万以上の給付です。

この奨学金は、「医師や歯科医師のアメリカ公衆衛生大学院への進学」を推奨しています(募集要項に明記されています)。

これに該当する場合、受かる可能性が高まります。


ただし、応募時に日本の大学に在籍していなくてはなりません。

また、TOEFLの基準が「理系88点、文系100点」です。

公衆衛生大学院が文系先行なのかどうか、定かでありません。


応募資格がある場合、申請した方がよい奨学金の一つです。



④中島記念国際交流財団

600万以上の給付です。

応募資格は30歳以下ですが、年齢であまり優劣はつけられず、むしろ業績や成績などで客観的に評価されるそうです。


かなりの数応募があり、倍率は10倍程度、面接までいくと3-4倍です。

TOEFLの足切りもないため応募の制限が少なく、給付額も高い。

必ず申請すべき奨学金の一つです。



⑤日本学生支援機構 JASSO

400万程度の給付。

100名程度採用される、チャンスの高い奨学金です。

しかも、奨学金の重複受給を認めています(ただしもう片方も認めている必要がありますが)。


これは、応募条件が比較的ハードルが高いです。

TOEFL100点+大学の成績優秀者(各0-3の評価で平均2.6以上)が必要条件です。


この成績水準は、GPAでいうと3.6以上に該当します。結構高いです。

逆に、応募基準さえクリアすれば、高確率で採用を受けられます。申請必須です。



⑥平和中島財団

月20万+往復渡航費です。

特徴は、応募書類がかなり簡易だということです。

業績を記入する欄はほとんどありません。

一方、推薦書の提出が求められます。


倍率はかなり高く、15倍以上あります。

業績等は評価されず、研究内容や推薦者のコネクション等が評価対象となる印象です。


労力は少ないので、申請しましょう。



⑦重田教育財団

月20万円の給付。

これは珍しく、合格が決定してから申請する奨学金です。

留学年度の5-6月が募集時期です。


志望校には合格したけど奨学金がない場合、申請必須です。



***************

以上、主要な奨学金に関する情報のまとめでした。

ではまた。